第1回:「チャンスボールとはチャンスなのか?」
新コーナーとして「コラム」をお送りしたいと思います
ジャンルはテニスを考えていますが、ネタ切れで色々出てくる可能性大です
暇な時にお読み頂ければ幸いです
では記念すべき第1回目は「チャンスボールとはチャンスなのか?」です
じっくり考えて行きましょう!!

チャンスボールと言っても多彩にあり、後衛では至近距離からのトップ打ちとか
前衛では至近距離からのスマッシュとか、要は相手が死んでいる状態でしょうか?
サッカーでいうところのフリーキックに似ているのではないでしょうか?
フリーキックの成功率は一般に8割と言われています
ところが2割の人はミスをします
Y.A.Nでテニスをしていてもチャンスボールは半分近くミスしてるのではないか?
と思うくらいミスするイメージが強く残っています
そうなってくるとホントにそれはチャンスボールなのか、疑問に感じます
でも傍から見ている限りそれはチャンスボールであり、決まって当然と思うのです
なぜミスするのか?いくつか挙げてみましょう

@決めて当然と思われることによるプレッシャー
A決めて当然と思う慢心
B技術的に決められない

@は外的要因です
そこに自分の考えはなく、相手に合わせた考えになっています
心が飲まれている状態ですね
なのでストロークでいうと、実はボールはすでに腰より下になっているのに
トップ打ちのつもりで振ってしまったり、
スマッシュの位置より下がって、ホントはハイボレーで処理すべきボールを
スマッシュしてしまったり・・・
本人は決めて当然と思われているので、ミスった時になぜミスったのか、
俺ってイケてないなぁ、くらいにしか思わないのですが
実は傍からみればミスの要因も明確にわかってしまいます
しかし本人は気付きにくいものです
わかっていて失敗するのは技術的な要因も絡むので、@の話からは外します

Aは内的要因です
そこに相手の考えはほとんどなく、自分本位な考え方です
単に油断ともいえそうです
失敗例は@と同様ですが、原因が異なります
例えばチャンスボールなのでミドルにカッコよく決めてやろうとか、
狙う位置を決めるのはよいのですが
今立っているポジションからでは実はネットにかかりやすいとか
ミドルに早いボールで返すと、返された後は味方の陣形が乱れてるとか
そういうことが見えていません
これも傍から見ていれば気付くのですが、本人は気付きにくいものです

Bは技術的要因です
チャンスボールを決めるスキルを併せ持っていないため、
チャンスボールがチャンスボール足りえないのです
ですが一般にはチャンスなので、
気持ちだけチャンスのつもりで打ってしまうことはないでしょうか?
しかしそこは冷静に判断する必要があります
人には得手不得手があるので、絞るのが得意な人、
流すのが得意な人、ボールに変化を加えるのが得意な人
コートを立体に使うのが得意な人、バックが得意な人等など

こう考えると人から言われるチャンスボールと自分のチャンスボールは
必ずしも一致しないことが分かります
つまり大事なのは己を知ることです
みんなのチャンスボールを自分のチャンスボールにすることは実は大変です
みんなのチャンスボール=自分のチャンスボールになれば、
つまりトッププレイヤーでしょうから
実はこの内容は管理人自身へのメッセージが大きいのですが
もし同じ悩みの方が居られましたら
テニス談義しましょう(^o^)/
では次回があることを期待しつつ終了とします

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