2012/04/13
復活間近??

どーも、かなりお久しぶりな管理人です
みなさんお元気してましたか?
管理人はだいぶ長い間落ちてたので
ここ9ヶ月の話をしたいと思います
あんまりいい話じゃないので
気分が優れない方はご遠慮下さいねー

<< 第一章:波乱の幕開け >>
遡る事約9ヶ月前の2011/07/01、
管理人は転職先で第二のスタートを切りました
あるソフトウェア開発のプロジェクトのメンバーとして
働き始めたのですが、火の車のプロジェクトであり
キャリアなんだからってOJTなんてもちろんなく
電話応対と入社手続きに半日削られながら
睡眠時間4時間生活がスタートしました
2ヶ月間みっちりそんな状態が続き
そこでたくさん馬鹿にされ、ヘコみながらも
なんとか継ぎ接ぎで乗り切りました
得たものなんて、何もなくただ疲労感だけが残りましたが
さらなる追い討ちが・・・

<< 第二章:孤独死? >>
前の開発で大体わかったと思うから
新規開発お願いね・・・的な指示が上司から!?
はぁー!?耳を疑いました
前述2ヶ月はとにかく乗り切るために
自身の基礎構築なんてすっ飛ばしてわけわからずやってきたのに?
しかもプロジェクトリーダーとして?責任重すぎ!!
そのうえ今度は、相談者や協力者はいません
正確には協力者はいるのですが
相手は下請けの中国人です
なめられるわけにもいかず知ったかで
指示しないといけません
客先にプロジェクトの説明や根拠となる見積もりなども
すべて一人でしないといけません
様式も妥当性もさっぱりわかりません
なぜならみんな忙しいか
関わりたくないオーラ満々か
知らない分野は責任持てないから的な・・・
いや、俺なんてすべて知らないし!!
もちろん電話応対は継続してます
途方にくれましたね・・・
でもこの後のことを思えば
まだたいしたことなかったんです

<< 第三章:死体の上に無慈悲な鉄球 >>
プロジェクトがスタートして
4時間睡眠時間が3ヶ月ほど経過したとき
さらなる衝撃が!!
韓国出張行ってくれる?
はぁー!?全く違う業務を言い渡されました
今の業務の見通しなんて全く立ってないのに
別業務の仕事を覚えて現地対応しろと!
その間もちろん自分の業務は止まります
結局2回で合計22日間取られました
前後の手続きもろもろ入れると1ヶ月かかりましたね
そして自分のプロジェクトの業務量が入社4ヶ月目にして
ようやくうっすらと、見えてきたころ絶望感に苛まれました
プロジェクト完了まで残り5ヶ月で40人月くらい必要なんです
もうそこからは悲惨ですね
休日なんてないです
ものすごい嫌な文句をたくさん言われながら
人を少しずつアサインして
でも自分の知識も乏しいから全然進まなくて
あまりの惨状に上司やその上の上司にも何度も相談しましたよ
よくもまぁこんな悲惨な規模を入社2ヶ月に任せたなぁ!
って、何度も暴言吐きたくなりましたよ
でもそれを何とかするのが君の仕事だ的な・・・
もうパパパパ、パニック!!な感じですね
この時期は、泣きそうとか、吐きそうとか
そんなレベルじゃなく5分毎に責任の重さに
死にたいなんておもってましたね
もう、うつ状態じゃないですかね
まぁ、この後もっと悲惨になるんですが・・・

<< 第四章:死体なら撃たれても痛くないよね?的な >>
がんばって上司に人が足りないことをアピールしましたが
上司も、おれは中身は知らんから的なことを言われ
予算も決まってるから人は増やせないとか言われながら
じゃあ客先に工期交渉するための根拠を出せとか言われ
根拠出せるくらい知ってたら、プロジェクト始める前から
人を確保できてるやんけ!!って言ったり言わなかったり
あ、そう、わかりました!
ってことで好きなようにやらせてもらいますってノリで
思いっきり業務量を範囲限定した現実的な提案をしたのですが
君は価値を生み出せないのか的なことを言われ
じゃあ出来ないんでクビにしたらって何度も言いそうになりながら
4時間睡眠は5ヶ月に突入してました

<< 第五章:下げ止まり >>
この時期になってようやく相談者を一人得ました
その人は守備範囲が広く総合的に知ってる方で
みっちり業務に協力してくれるわけではありませんが
兎にも角にも技術的に相談できる人ができたことは
心が砕け続ける自分にとって、一筋の光明でしたね
プロジェクトは最終的に無理やりそれなりの形になるのですが
このきっかけがなかったら今から考えても
1000%プロジェクトは失敗していたと思います
その方に無理を言って何度も頭を下げて
マンツーマンの集中講義をしてもらいました
いままですべて丸投げ状態だったので、実質始めてのOJTですね
自分主催ですが・・・
ここからやっと歯車が回った気がしましたが
歯車が回ると、回って始めてわかる悲惨な状況が見えてくるものです

<< 第六章:さらなる暗転 >>
プロジェクトリーダーである以上
プロジェクト管理が必要なわけで
客先に進捗を報告しないといけないわけです
進捗はもちろん最悪ですね
正直に進捗報告するとリカバリ策の提示を求められ
余計に工数がとられる悪循環
自分がそこに工数を取られると下請けがとまるんです
しかも自分はプレイングマネージャなんです
ソフトウェア開発もやってるんで自分の進捗も止まるんです
4時間睡眠生活も半年経過となりましたが
この時期はやればやるほど遅れる間隔でしたね

<< 第七章:はったり >>
もう進捗ははったりを噛ますしかなかったです
とにかく開発を進めるしかありませんので
工期まで残り2ヶ月強となってようやく上司も重い腰を上げました
でもね、時すでに遅しですよ
開発するにはそれなりに前提知識が必要で、その説明のために
また自分の時間が割かれて、下請けが止まるでしょ
だから早く言ってたのに・・・
って愚痴を吐く時間は当然なく、
期待してませんよって、はいはいって感じでしたね

<< 第七章:転機 >>
納期まで残り2ヶ月となり、進捗率は10%もなかったですね
自分はこの時期になると3倍歳とる感覚ですね
間食と運動不足とプレッシャーによって体調は常時
死んでいるか、最悪かの状態でしたね
このときようやく有識者が一人投入されました
援護は1ヶ月間だったのですが、これは第二の光明でしたね
始めて丸投げしても問題ない人が入り1箇所安定しました
1箇所安定すると自分もその人に相談しながら急速に
ソフトウェア開発が進みました
そして自分が進むと下請けのフォローに力を注ぐことが
できるようになり、下請けも回転し始めました
今まですべてが悪循環だったのですが
始めていい循環になりました
ですが工期は刻一刻と迫っているのです

<< 第八章:はったり2 >>
納期まで残り1ヶ月の2012/02/中旬のころ、進捗率は25%でした
でもお客さんには75%くらいって言ってましたね
だから成果物提示を求められたら一発でNGでしたね
どきどき状態で4時間睡眠時間生活は8ヶ月となり
フル回転を続けてました
この時点ではうまくいって50%、現実40%くらいしかできないと
本気で思ってましたね
諦めムードを押さえ込むのに必死でした
プロジェクトリーダーがそれを言うと士気が下がるんで
でもここから好転するんです

<< 第九章:光明 >>
この時期なるともうひとり相談者が増えました
一人目の相談者と合わせれば守備範囲が9割になり
その方々に相談することで問題解決が急速に早くなりました
好転が好転を呼び納期日の時点で80%まで完了してました
またこの時期うれしいことにお客さんの予算の関係で
納期が1ヶ月延びたんです!奇跡でしたね
今まで納期交渉は全く受け付けれくれなかったのに
粘ってるといいことあるんですね

<< 第十章:結果 >>
結局90%完了までこぎつけることができました
残りの10%は色々条件をつけて、できない理由を説明しました

いまでは12時までに家に帰れるので
少し人間の生活になりました
心のエネルギーも朝から空っぽではなくなりました
そこから3週間ほどたって
ようやく今日の日記を書けるようになりました
これからどうなるかわかりませんが
無理せず復活したいとおもいますので
またホームページの応援よろしくお願い致します
最後まで読んで頂きありがとうございました
墓場のジェイソンより愛をこめて・・・
ああ、今日は13日の金曜日なんです

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