2007/12/01
どうなるオリンピック予選?

今日からいよいよ野球のW杯が始まります
対戦相手は1次リーグを勝ち上がって鼻息荒いフィリピンと
シードされていた台湾、韓国です
これに日本を加えた4チームの中の1位に出場権が与えられます

見所ですが、日本の投手陣は特徴的です
初戦フィリピン戦が涌井(西武、21歳)
2戦目が韓国戦でダルビッシュ(日本ハム、21歳)
3戦目が台湾戦で成瀬(ロッテ、22歳)
3人に共通していることはすべてパリーグで、高卒で若いこと
過去の先発陣からすればこのパターンはありませんでした
ところがこの3人若いだけではありません
まず涌井は松坂の後輩で今年17勝(最多勝)を挙げ、
松坂の背番号を継承し名実ともにエースと呼べる存在です
またダルビッシュですが、もう説明するのも今更感はありますが、
今年15勝、防御率2位、最多奪三振、澤村賞、MVP、ベストナイン、と
さらに勢いまであり、もはや日本のエースと呼べる状態です
なので最も危険な韓国戦は彼しかいません
さらに「招き猫」成瀬ですが、16勝、最優秀防御率、最優秀投手賞(勝率1位、1敗しかせず勝率9割以上は約50年ぶり)、
最優秀バッテリー賞、シーズンでパリーグ相手に一度も負けなかった勝運に恵まれた投手です
(招き猫・・・投げるときの右手が招き猫ポーズ、勝利を引き寄せるポーズとして有名)

さらにそんな若手の後をうけるのは、
日本が誇る強力救援陣!藤川(阪神、27歳)、岩瀬(中日、32歳)、上原(巨人、33歳)
まさにこのセリーグ3チームが今年の覇権を争ったチームの守護神です
こちらも特に説明不要ですが、
藤川は2005年、2006年と最優秀中継ぎ、2007年は46セーブで最多セーブ賞を獲得
あの唸りを挙げる直球は、日本最強と言えます
また岩瀬は史上初の3年連続40セーブ(今年は43セーブで2位)を挙げた中日の絶対的守護神
彼のスライダーを左打者が打つことは困難を極めます
さらに上原ですが、国際試合負けなしかつ国際経験の豊かさでリーダーとしてチームを引っ張ります
今年初めての守護神でいきなり30セーブ(セリーグ3位)を超え、
間違いなく巨人のリーグ制覇を支えました

若い先発陣を経験豊富なベテランが占める
こんな日本の投手陣は打たれる気がしません
(打たれたら、なんて言い訳しようかな・・・)

続いて打撃陣ですが、こちらは若干の不安があります
国際経験豊かで実績も完璧な、小笠原、高橋由(共に巨人)、福留(中日→来年メジャー)が不在で
台湾からもパワー不足だとちゃちゃを入れられてます
ただそれでも日本の4番新井(広島→来年阪神)は2005年のホームランキング(43本)であり
村田(横浜)は2年連続30発クリアで2007年のホームランキング(36本)と
パワーが足りないとは思いません

また1番2番9番候補には快速トリオが控えており、
青木(ヤクルト)は2005年にイチロー以来の200安打を達成し、盗塁は2位、
2006年は6年連続盗塁王の赤星を押さえ盗塁王、
2007年は首位打者と最早セパの一番打者と言えます
また西岡(ロッテ)も2006年盗塁王、川崎(ソフトバンク)も毎年盗塁王を争う
この三人を並べれば、小技、進塁打、盗塁、エンドランといった選択肢で
相手に脅威を与えることができます
こんな日本をフィリピンや、台湾はパワー不足と酷評するのに対し
韓国はしっかり日本の快速トリオを警戒し、準備を怠りません
さすが韓国、まだまだだねフィリピンと台湾といったところでしょうか

勢いのフィリピンはタイ戦で17奪三振した左腕が今日の先発予定であり、要注意
またパワー重視の台湾は3番と164センチの4番が脅威、
阪神のチャンスに強い林がでれないことはラッキーではあります
機動力とパワーの韓国はエース左腕の離脱で日本にチャンスありですが
機動力を使ってくることもあり油断なりません

書きたいことはまだまだありますが・・・あ、もうすぐ始まる!
ということで後は実際に見てみましょう

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